辞書好きな人なら理解いただけると思いますが、辞書は自主勉を行うに辺り非常に
有効的で、自身の良き「勉強のパートナー・サポート」を担ってくれます。
辞書の使用が習慣化しないとどうしても勉強の姿勢も受け身になりがちで、
「自分で調べて勉強する」ということができなくなります。
■辞書のメリットとは・・・?
調べようとしている項目に隣接していることまで眼に入ってくるので、関連情報
(例えば、「like」を調べた際に、一般的な「好き」という意味のほかにも「~のような」という意味も持っていること)を知ることが
出来たり、調べた単語に書き込みや線引き、付箋貼りなどのカスタマイズができることが紙の辞書の長所です。
■最初は、時間がかかっても辞書を使い、自分で意味を調べてもらう
せっかく辞書を持ってきても,授業中に辞書を使ったり使わなかったりすると,生徒は徐々に辞書を使わなくなります。
なので、時間がかかっても、わからない単語が出てきたら自ら調べるように促していきます。
そうすれば時間はかかりますが(早くて半年)いったん生徒が辞書の使用が習慣化すれば,生徒は自主的に辞書を使うようになり、
「先生,この単語どういう意味?」という質問はなくなります。
辞書を選ぶ際の注意点
■難しすぎる辞書は使わせない
高校生用の辞書は、情報量が多く、且つ読み慣れない漢字が多い為、中学生には非常に使いづらいです。
そのため、中学生用を買ってもらいます。
■電子辞書は初学者レベルを卒業してから
基礎が出来ていない場合、電子非常に使いづらいです。基礎身につき,単に語の意味がわかればいい段階になっていない場合は
あまりお勧めしません。